マネックストレーダーを活用した証券取引の方法の説明。

先物取引とは?

価格の決まっていない「未来の価格」を、予想して取引を行うものが「先物取引」です。

予め定められた期日」に、「特定の商品」を、「取引時点での約定価格」で取引することが、「先物取引」の仕組みです。
例えば、3ヶ月後は日経平均株価が今より高くなって、企業の決算内容も良くなると予想したら、今の時点で日経225先物を買っておいて、値上がりした時点で売って決済すれば利益を出すことができるのが先物取引です。

日経225先物を1枚14,530円で買って、14,630円で売って決済すれば、100円の利益になります。
逆に株価は下がると予想して、日経225先物を1枚14,530円で売って、14,550円で買い戻し決済をすれば、20円の損失が発生します。

株式投資との違い

◇取引の期間に期限があります

株式投資では、値上がり(または値下がり)を待って、長期間の保有ができますが、先物取引は取引できる期間が決められています。
取引できる期間中は、いつでも売買できますが、期限までに決済しないと、自動的に決済されて損益が確定されます。

◇証拠金を差し入れて取引します

先物取引を行うには、証拠金と呼ばれる担保を取引を行う証券会社に差し入れることが必要です。
先物取引を行うのに必要な証拠金は、取引を行う証券会社によって異なる場合があります。

◇レバレッジ効果(テコの原理)とは

先物取引では、証拠金の数十倍の取引ができる仕組みになっています。
たとえば、10万円の証拠金で、150万円の取引ができる場合、証拠金の15倍の取引が行えることになり、少額で多額の投資が行え、「テコの原理」が働きます。
このことをレバレッジ効果といいます。

10万円で150万円の取引が出来る場合のレバレッジ効果は15倍となります。
ただし、このレバレッジ効果は、損失が発生した場合にも同様に働きますので、相場の見通しが外れた場合には損失が拡大することになります。

 

株価指数先物取引の特徴

◇銘柄選択の苦労がありません

日経平均株価(日経225)などの株価指数に連動して価格が決まることが多い取引ですので、個別の銘柄の選択や、分析などの必要がありません。日経225やTOPIXなどは、ニュースなどで常に報道されている指数ですから、相場(価格)水準の把握が比較的簡単です。

◇倒産リスクがありません

個別銘柄株に投資した場合には、その企業が倒産する場合のリスクがありますが、株価指数先物取引は、個別の企業に投資するものではありませんので、倒産のリスクを避けることができます。

 ◇「買い」からも「売り」からも取引できます

株価指数先物取引は、相場が上昇すると予想した場合には「買い」から、反対に相場が下降すると予想した場合には「売り」から取引をスタートさせることができます。

◇「金利」や「貸株料」が要りません

株価指数先物取引では、信用取引の際の「金利」や「貸株料」がありませんので、余計な考慮をしなくて済みます。

 

日経225先物取引とは

日経平均株価(日経225)を対象にした株価指数先物取引です。

レバレッジ効果1,000倍の「日経225先物」と、日経225先物の10分の1のレバレッジ効果100倍の「日経225mini」の2種類があります。

 ◇取引単位は?

「日経225先物」は、日経平均株価(日経225)を1,000倍した金額が、最低取引単位(1枚)です。

「日経225先物」1枚を売買した場合、約定価格が14,710円だったら、14,710,000円の取引をしていることになります。

「日経225mini」は、日経平均株価(日経225)を100倍した金額が、最低取引単位(1枚)です。

「日経225mini」1枚を売買した場合、約定価格が14,705円だったら、1,470,500円の取引をしていることになります。

◇呼値(よびね)の単位は?

「呼値の単位」とは、「値段の刻み」のことです。

「日経225先物」の呼値の単位は、10円です。14,820円、14,830円など、10円刻みの値段で注文や決済を行います。

「日経225mini」の呼値の単位は、5円です。14,820円、14,825円など、5円刻みの値段で注文や決済を行います。

◇証拠金の金額は?

証拠金額は各証券会社で計算され、日本証券クリアリング機構が発表するプライス・スキャンレンジ(1単位あたりの最低証拠金額)の額以上を取引者に求めることになっています。

例えば、SBI証券では、2014/04/07の夜間立会(ナイト・セッション)から、「日経225先物(1枚)」では570,000円、「日経225mini(1枚)」では57,000円の証拠金が必要です。

◇呼値の変動による損益額は?

「日経225先物」の呼値の変動額は、10円です。

10円の変動は、1,000倍のレバレッジ効果によって、10,000円となります。

「日経225先物」を、1枚14,810円で「買い」、14,900円で「売り決済」した場合には、呼値の変動は90円ですので、90円×1,000倍で、90,000円の利益になります。

また、14,900円で「売り」、14,780円で「買戻し決済」をした場合には、呼値の変動は120円ですので、120円×1,000倍で、120,000円の利益になります。

 

「日経225mini」の呼値の変動額は、5円です。

5円の変動は、100倍のレバレッジ効果によって、500円となります。

「日経225mini(1枚)」を、1枚14,815円で「買い」、14,905円で「売り決済」した場合には、呼値の変動は90円ですので、90円×100倍で、9,000円の利益になります。

また、14,905円で「売り」、14,780円で「買戻し決済」をした場合には、呼値の変動は125円ですので、125円×100倍で、12,500円の利益になります。

◇限月(げんげつ)とは?

日経225を対象にする「日経25先物」や「日経225mini」には、予め定められた取引可能な期間があります。その日になると、それ以降には取引が出来なくなり、次の限月や、別の限月で取引を行うことになります。

日経225先物と日経225mini先物では、取引できる限月が異なっています。

「日経225先物」は、3月、9月のうち最も近い月から3限月と、6月、12月のうち最も近い月から10限月を加えた計13限月が取引されます。

各限月取引の期間は,6月及び12月の各限月取引については5年,3月及び9月の各限月取引については1年6か月です。

 「日経225mini」は、3月、9月のうち最も近い月から3限月と、6月、12月のうち最も近い月から10限月、およびそれ以外の月の最も近い月から3ヶ月を加えた計16限月が取引されます。

各限月取引の期間は,特定限月取引については5年(3月及び9月の各限月取引は1年9か月),特定限月取引以外の各限月取引については5か月(2月,5月,8月及び11月の各限月取引は4か月)とします。

それぞれの限月の第2金曜日の前日を取引最終日とします。各限月の取引期間は、1年3ヶ月になります。 現時点に一番近い限月が取引の中心になり、取引最終日に近くなると翌限月に移行します。

限月についての詳しい情報は、以下の大阪証券取引所へのリンクでご確認ください。

大阪証券取引所の限月取引早見表(日経225先物取引)(PDF)

大阪証券取引所の限月取引早見表(日経225mini)(PDF)

 

◇取引時間は?

「取引時間」は「立会時間」と同じ意味を持っています。

「日経225先物」「日経225mini」の取引時間は、以下のようになっています(2014/02/25現在)。

日中立会は、09:00(オープニング・オークション)、09:00~15:10(ザラバ:レギュラー・セッション)、15:15(クロージング・オークション)です。

ナイト・セッション(夜間立会)は、16:30(オープニング・オークション)、16:30~2:55(ザラバ:レギュラー・セッション)、3:00(クロージング・オークション)です。

◇取引日とは?

「取引日」は、夜間立会(16:30~03:00)と、翌営業日の日中立会(09:00~15:15)取引終了までのことになります。

日計り取引(デイ・トレード)は、「取引日」で考えないといけません。

夜間立会で建玉を持ち(「売り」または「買い」の注文を出すこと)、翌営業日の日中立会取引終了までに決済(「買い戻し」または「売り戻し」の注文を出して建玉を持たない状態)する場合は、日計り取引(デイ・トレード)となります。

逆の場合の、日中立会で持った建玉を、夜間立会に持ち越すのは、日計り取引(デイ・トレード)となりません。